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松下幸之助 一日一話

松下幸之助氏は経営の神様として、知らない人は少ないと思いますが、多くの名言を残されています。また社内では毎日のように訓示があり、仕事や人生の進み方について社員に自分の考えを示していました。



「松下幸之助 一日一話」(PHP総合研究所編)より松下氏の訓話をご紹介します。

一歩一歩の尊さ

仕事はいくらでもある。あれもつくりたい、これもこしらえたい、こんなものがあれば便利だ、あんなものもできるだろう、と次から次へと考える。そのためには人が欲しい、資金が欲しいと願うことには際限がないが、一歩一歩進むしかほかに到達する道があろうか。それは絶対にない。やはり、一歩一歩のつながり以外に道はない。
淡々たる大道を一歩一歩歩んでゆけばそれでよい。策略も政略も何もいらない。一を二とし、二を三として一歩一歩進んでゆけば、ついには彼岸に達するだろう。欲しいと願う人も一人増え、また一人増えて、ついには万と数えられよう。一歩一歩の尊さをしみじみ味あわねばならぬ。

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