2025.8.5
地球の自転が加速中
8月5日が観測史上最短日となるか、世界初の「負のうるう秒」が導入される可能性

2025年夏、地球は例年より速く回転していると言われています。8月5日には「1日が1.5ミリ秒短くなる」と予想されており、このままいくと“ある前代未聞の対応”が必要になるかもしれません。
異常に短い1日が続出

今年7月9日と22日、地球の1日は通常よりそれぞれ約1.3~1.4ミリ秒短縮されました。そして8月5日には、さらに短い約1.5ミリ秒の“最短日”が予想されています。これは2020年頃から続いているトレンドで、ドイツの国立計量機関の時間研究責任者ディルク・ピースター氏は「この50年で最も短い日が続いている」と述べています。
地球の1日は約86400秒(24時間)ですが、正確な回転速度は太陽や月の位置、重力の影響などで微妙に変化します。特に2025年8月5日には月が赤道から最も遠ざかる位置にあり、その結果、地球の自転速度がわずかに加速するのです。
通常はこれらの変化は相殺されますが、累積すると1秒単位での調整が必要になります。
史上初「負のうるう秒」導入か?

グリニッジ天文台にあるグリニッジ平均時を表す時計
現在、世界の時刻は400以上の原子時計を基準にした「協定世界時(UTC)」で管理されており、地球の回転に基づく“天文時”とのズレを補正するため、「うるう秒(leap second)」が挿入されてきました(初導入は1972年)。
しかしこのうるう秒がコンピュータや航空業界でトラブルの元となっており、2022年には2035年をめどに廃止する方針が国際的に合意されています。
通常のうるう秒は「1秒を追加」しますが、今回検討されているのはその逆、「1秒を削除する=負のうるう秒」という、これまで一度も行われたことのない措置です。しかし、負のうるう秒は未知の領域であり、システムのエラーを引き起こす可能性が高いという懸念があります。一般人にとっては無感覚な変化でも、GPS、通信、銀行取引、発電システムなどでは1ミリ秒のズレが大きな障害になりかねません。
地球が回る速度すら、現代社会の根幹を揺るがす時代。これまで当たり前だった「1日24時間」は、もはや絶対ではないのかもしれません。みなさんは、1日が何時間になってほしいですか?
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2025年夏、地球は例年より速く回転していると言われています。8月5日には「1日が1.5ミリ秒短くなる」と予想されており、このままいくと“ある前代未聞の対応”が必要になるかもしれません。
異常に短い1日が続出

今年7月9日と22日、地球の1日は通常よりそれぞれ約1.3~1.4ミリ秒短縮されました。そして8月5日には、さらに短い約1.5ミリ秒の“最短日”が予想されています。これは2020年頃から続いているトレンドで、ドイツの国立計量機関の時間研究責任者ディルク・ピースター氏は「この50年で最も短い日が続いている」と述べています。
地球の1日は約86400秒(24時間)ですが、正確な回転速度は太陽や月の位置、重力の影響などで微妙に変化します。特に2025年8月5日には月が赤道から最も遠ざかる位置にあり、その結果、地球の自転速度がわずかに加速するのです。
通常はこれらの変化は相殺されますが、累積すると1秒単位での調整が必要になります。
史上初「負のうるう秒」導入か?

グリニッジ天文台にあるグリニッジ平均時を表す時計
現在、世界の時刻は400以上の原子時計を基準にした「協定世界時(UTC)」で管理されており、地球の回転に基づく“天文時”とのズレを補正するため、「うるう秒(leap second)」が挿入されてきました(初導入は1972年)。
しかしこのうるう秒がコンピュータや航空業界でトラブルの元となっており、2022年には2035年をめどに廃止する方針が国際的に合意されています。
通常のうるう秒は「1秒を追加」しますが、今回検討されているのはその逆、「1秒を削除する=負のうるう秒」という、これまで一度も行われたことのない措置です。しかし、負のうるう秒は未知の領域であり、システムのエラーを引き起こす可能性が高いという懸念があります。一般人にとっては無感覚な変化でも、GPS、通信、銀行取引、発電システムなどでは1ミリ秒のズレが大きな障害になりかねません。
地球が回る速度すら、現代社会の根幹を揺るがす時代。これまで当たり前だった「1日24時間」は、もはや絶対ではないのかもしれません。みなさんは、1日が何時間になってほしいですか?

