2025.8.18
英空母打撃群日本来航

英空母打撃群が横須賀に寄港 基地で歓迎行事

英海軍の空母プリンス・オブ・ウェールズを中核とする空母打撃群が12日、米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)と海上自衛隊横須賀基地(同市)に入港した。英空母打撃群の寄港は、2021年にクイーン・エリザベスなどの艦艇以来2度目。
海自横須賀基地では、空母打撃群を構成する英海軍駆逐艦ドーントレスとノルウェー海軍のフリゲート艦ロワール・アムンセンの歓迎行事が開かれた。出席したジュリア・ロングボトム駐日英大使は「自由で開かれたインド太平洋地域の実現に向けた日本の貢献に感謝する」と日本語を交えてあいさつした。
空母打撃群は、9月上旬まで日本に滞在する予定。

海自の真殿知彦横須賀地方総監は「各国の安全保障環境は極めて似ており、3カ国の絆が深まることを確信している」と話した。
空母打撃群は今月下旬に東京国際クルーズターミナル(東京)に寄港し、9月上旬まで日本に滞在する予定。

プリンス・オブ・ウェールズは8カ月にわたる同盟国などとの合同演習のため、ことし4月下旬に英南部ポーツマスを出港。同打撃群は今月4日から海上自衛隊や米海軍、オーストラリア海軍など5カ国と共同訓練を西太平洋で実施していた。訓練には海自護衛艦「かが」や昨秋に米海軍横須賀基地に再配備された原子力空母「ジョージ・ワシントン」などが参加した。
全長約280メートルのプリンス・オブ・ウェールズ(乗組員約1500人)は12日午前8時半ごろ、ステルス戦闘機F35Bなどの艦載機を乗せ、ワシントンが使用している同基地12号バースに接岸した。
一方、英海軍駆逐艦「ドーントレス」とノルウェー海軍フリゲート艦「ロアール・アムンセン」は海自横須賀基地吉倉岸壁に接岸。ノルウェー艦艇の来日は初めてとなる。

同基地では両艦の入港歓迎行事が行われ、横須賀地方総監の真殿知彦海将は「3カ国の絆は逆巻く波を乗り越えるほど強い。ヨーロッパ、インド太平洋の両地域が安定と繁栄を続ける上で不可欠だ」と歓迎。英国のジュリア・ロングボトム大使は英国のプレゼンスや日英関係の強化にも触れ「われわれの友情を祝福し、理解を深め、より安全で繁栄した未来に向けて共に歩んでいこう」と日本語であいさつした。
プリンス・オブ・ウェールズとアムンセンは東京国際クルーズターミナル(東京都江東区)にも寄港する。3隻はその後、9月2日に離日する予定。

