2026.4.8
戦争のルールが変わる
2026年2月米国によるイラン攻撃が始まったが、米国、イラン両国とも予想外の苦戦を強いられている。イランには余り知られていなかった大量の攻撃用ドローンがあり、地下深くで生産を続ける。

イラン地下に格納された攻撃用ドローン
今回の米国・イスラエル対イランの戦争は、1発約3億円の長距離巡航ミサイル対1機約550万円の攻撃ドローンの戦いとなっている。米国は1攻撃で55倍の費用負担をし、米国にとってコストパフォーマンスが悪い戦いとも言われてる。
また1機150億円するF15はステルス性能を持ち、決して撃墜されないとされていた。しかしイランは撃墜。米国の威信が失墜した瞬間だった。
2026年1月にベネズエラ大統領を拘束した時に使用したとされるディスコンボビュレーターをイラン攻撃に使用する可能性もある。人間の脳に直接攻撃をし意識消失や脳の混乱を起こす音響兵器だと言う。

ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領が生け捕りにされた様子。
米軍がイラン作戦で新兵器使用検討
米国がイランと地上戦を展開する場合、いわゆる「ディスコンボビュレーター」と呼ばれる秘密の新型兵器を使用する可能性があるとの見方が浮上した。

記者会見に臨むトランプ大統領=20日、米ホワイトハウス
2016年2月30日(現地時間)米フォックスニュースによれば、米軍がイランの高濃縮ウランを確保するための軍事作戦を展開する際、通称「ディスコンボビュレーター(discombobulator・混乱させる兵器)」として知られる指向性エネルギー兵器を活用してイラン軍を無力化できるとの主張が出た。
この兵器は米国のベネズエラ侵攻当時、ニコラス・マドゥロ・ベネズエラ大統領を生け捕りにする過程で使用されたとされ、極超短波などの高出力エネルギーで目標を攻撃し、出血、痛み、やけど、運動能力の喪失などを引き起こす。
ベネズエラ側の警護員はこの兵器が使用された状況を描写し、「一部の警護員は鼻から血を流し、なかには吐血した者もいた」とし、「攻撃直後に身動きが取れず、倒れたまま立ち上がれなかった」と説明したことがある。

番組で、元米陸軍特殊部隊出身のジム・ハンソン中東フォーラム主任戦略家は、イランのウラン奪取作戦のさまざまなシナリオを示す過程でディスコンボビュレーターに言及した。
ハンソン戦略家は「ヘリコプターがイラン南部の海岸に着陸し、ヴァルキリー(戦士)たちがディスコンボビュレーターで敵を焼き払うことを望む」と述べ、「この兵器を使用すると即座に熱感が生じ、非常に強烈な音波で頭の内部で爆発が起きるように感じ、瞬時に失神する」と説明した。
これに先立ちトランプ大統領は、イランが保有する1000ポンド(約450㎏)の高濃縮ウランを奪取する軍事作戦を検討していると伝えられた。軍事作戦が現実化すれば、米軍はイランの地対空ミサイルとドローン攻撃を突破して核施設に進入し、放射性物質の除去訓練を受けた精鋭の特殊作戦チームが核物質を回収することになる。この過程で機材を投入し核物質を搬出するための仮設滑走路を新設しなければならない可能性もある。
これをめぐりジョセフ・ヴォーテル元中央軍司令官は「これは決して短時間で侵入して離脱する作戦ではない」とし、「当初予定された4〜6週の戦争期限を超過する可能性がある」と警告した。
“勝利宣言”するも米軍機撃墜され乗員不明 停戦提案もイランが拒否 終結見通せず

中東ではきょうも攻撃の応酬が続いています。アメリカの戦闘機が撃墜されるなど戦闘が激しさを増すなか、イランメディアはアメリカが48時間の一時停戦を提案したと報じました。
■戦闘激化 アメリカの戦闘機を撃墜
アメリカのA10攻撃機を撃墜したと3日、イランの国営放送が報じました。機体はペルシャ湾に墜落、パイロットは救助されたと伝えられています。
さらに、F15戦闘機とみられる残骸も公開。
イラン中央司令部 ゾルファガリ報道官
「革命防衛隊の最新鋭の航空宇宙防衛システムにより、アメリカ軍の戦闘機1機が撃墜された」
CNNによると、撃墜されたのはF15戦闘機。今回の軍事作戦後、イラン領内で戦闘機が墜落したことが明らかになるのは初めてです。

1日で2機が撃墜されたとみられるアメリカ。イラン側が攻勢を強めるなか、さらなる懸念も…。
墜落したF15の乗組員2人のうち1人は特殊部隊によって救出されたものの、残る1人が行方不明になっていて、アメリカとイランの双方が身柄確保に動いています。
イラン国営テレビ
「敵のパイロットを生け捕りにして警察機関に引き渡せば、価値ある報酬が与えられるでしょう」
イラン側は乗組員に懸賞金をかけ、墜落現場周辺の住民に身柄を確保するよう呼び掛けました。

今回の軍事作戦で勝利宣言したばかりのトランプ大統領。
トランプ大統領
「この4週間、我が軍は迅速で決定的かつ圧倒的な勝利を収めた。今夜、イラン海軍は消滅し、空軍も崩壊した」
戦闘機が撃墜されたうえ、乗組員の身柄がイラン側に拘束される事態となれば、トランプ政権にとってダメージになるとの見方が広がるなか、イギリスメディアの取材に応じたトランプ大統領は、「イラン側に乗組員が拘束されないことを望むだけだ」と答えました。
■アメリカ “一時停戦”を提案か
そんななか、イランの革命防衛隊に近いファルス通信は3日、アメリカが仲介国を通じてイランに48時間の停戦を提案したと報道。
これに対しイラン側は“書面ではなく激しい攻撃で回答した”として、提案を拒否したということです。

またイランは仲介国に対し、今後数日以内にパキスタンでアメリカ側と協議する意思はなく、アメリカの要求も受け入れられないことを伝えたとウォール・ストリート・ジャーナルは報じています。
CNNはアメリカの情報機関の分析として、イランのミサイル発射台のおよそ半分が無傷の状態で、自爆型ドローンも依然、数千機残っていると報じています。
混迷の度を深めるイラン情勢。戦闘終結が見通せない状況が続いています。
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イラン地下に格納された攻撃用ドローン
今回の米国・イスラエル対イランの戦争は、1発約3億円の長距離巡航ミサイル対1機約550万円の攻撃ドローンの戦いとなっている。米国は1攻撃で55倍の費用負担をし、米国にとってコストパフォーマンスが悪い戦いとも言われてる。
また1機150億円するF15はステルス性能を持ち、決して撃墜されないとされていた。しかしイランは撃墜。米国の威信が失墜した瞬間だった。
2026年1月にベネズエラ大統領を拘束した時に使用したとされるディスコンボビュレーターをイラン攻撃に使用する可能性もある。人間の脳に直接攻撃をし意識消失や脳の混乱を起こす音響兵器だと言う。

ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領が生け捕りにされた様子。
米軍がイラン作戦で新兵器使用検討
米国がイランと地上戦を展開する場合、いわゆる「ディスコンボビュレーター」と呼ばれる秘密の新型兵器を使用する可能性があるとの見方が浮上した。

記者会見に臨むトランプ大統領=20日、米ホワイトハウス
2016年2月30日(現地時間)米フォックスニュースによれば、米軍がイランの高濃縮ウランを確保するための軍事作戦を展開する際、通称「ディスコンボビュレーター(discombobulator・混乱させる兵器)」として知られる指向性エネルギー兵器を活用してイラン軍を無力化できるとの主張が出た。
この兵器は米国のベネズエラ侵攻当時、ニコラス・マドゥロ・ベネズエラ大統領を生け捕りにする過程で使用されたとされ、極超短波などの高出力エネルギーで目標を攻撃し、出血、痛み、やけど、運動能力の喪失などを引き起こす。
ベネズエラ側の警護員はこの兵器が使用された状況を描写し、「一部の警護員は鼻から血を流し、なかには吐血した者もいた」とし、「攻撃直後に身動きが取れず、倒れたまま立ち上がれなかった」と説明したことがある。

番組で、元米陸軍特殊部隊出身のジム・ハンソン中東フォーラム主任戦略家は、イランのウラン奪取作戦のさまざまなシナリオを示す過程でディスコンボビュレーターに言及した。
ハンソン戦略家は「ヘリコプターがイラン南部の海岸に着陸し、ヴァルキリー(戦士)たちがディスコンボビュレーターで敵を焼き払うことを望む」と述べ、「この兵器を使用すると即座に熱感が生じ、非常に強烈な音波で頭の内部で爆発が起きるように感じ、瞬時に失神する」と説明した。
これに先立ちトランプ大統領は、イランが保有する1000ポンド(約450㎏)の高濃縮ウランを奪取する軍事作戦を検討していると伝えられた。軍事作戦が現実化すれば、米軍はイランの地対空ミサイルとドローン攻撃を突破して核施設に進入し、放射性物質の除去訓練を受けた精鋭の特殊作戦チームが核物質を回収することになる。この過程で機材を投入し核物質を搬出するための仮設滑走路を新設しなければならない可能性もある。
これをめぐりジョセフ・ヴォーテル元中央軍司令官は「これは決して短時間で侵入して離脱する作戦ではない」とし、「当初予定された4〜6週の戦争期限を超過する可能性がある」と警告した。
“勝利宣言”するも米軍機撃墜され乗員不明 停戦提案もイランが拒否 終結見通せず

中東ではきょうも攻撃の応酬が続いています。アメリカの戦闘機が撃墜されるなど戦闘が激しさを増すなか、イランメディアはアメリカが48時間の一時停戦を提案したと報じました。
■戦闘激化 アメリカの戦闘機を撃墜
アメリカのA10攻撃機を撃墜したと3日、イランの国営放送が報じました。機体はペルシャ湾に墜落、パイロットは救助されたと伝えられています。
さらに、F15戦闘機とみられる残骸も公開。
イラン中央司令部 ゾルファガリ報道官
「革命防衛隊の最新鋭の航空宇宙防衛システムにより、アメリカ軍の戦闘機1機が撃墜された」
CNNによると、撃墜されたのはF15戦闘機。今回の軍事作戦後、イラン領内で戦闘機が墜落したことが明らかになるのは初めてです。

1日で2機が撃墜されたとみられるアメリカ。イラン側が攻勢を強めるなか、さらなる懸念も…。
墜落したF15の乗組員2人のうち1人は特殊部隊によって救出されたものの、残る1人が行方不明になっていて、アメリカとイランの双方が身柄確保に動いています。
イラン国営テレビ
「敵のパイロットを生け捕りにして警察機関に引き渡せば、価値ある報酬が与えられるでしょう」
イラン側は乗組員に懸賞金をかけ、墜落現場周辺の住民に身柄を確保するよう呼び掛けました。

今回の軍事作戦で勝利宣言したばかりのトランプ大統領。
トランプ大統領
「この4週間、我が軍は迅速で決定的かつ圧倒的な勝利を収めた。今夜、イラン海軍は消滅し、空軍も崩壊した」
戦闘機が撃墜されたうえ、乗組員の身柄がイラン側に拘束される事態となれば、トランプ政権にとってダメージになるとの見方が広がるなか、イギリスメディアの取材に応じたトランプ大統領は、「イラン側に乗組員が拘束されないことを望むだけだ」と答えました。
■アメリカ “一時停戦”を提案か
そんななか、イランの革命防衛隊に近いファルス通信は3日、アメリカが仲介国を通じてイランに48時間の停戦を提案したと報道。
これに対しイラン側は“書面ではなく激しい攻撃で回答した”として、提案を拒否したということです。

またイランは仲介国に対し、今後数日以内にパキスタンでアメリカ側と協議する意思はなく、アメリカの要求も受け入れられないことを伝えたとウォール・ストリート・ジャーナルは報じています。
CNNはアメリカの情報機関の分析として、イランのミサイル発射台のおよそ半分が無傷の状態で、自爆型ドローンも依然、数千機残っていると報じています。
混迷の度を深めるイラン情勢。戦闘終結が見通せない状況が続いています。

