2025.3.31
お花見
2025年3月29日、花冷えとはよく言ったもので今の気温は10℃。八分咲きくらいだと思われますが、今日行かないと散ってしまいそうなのでデイサービス「お花見レク」を開催。
今日は利用者さん4人で花見

花見に行ったのは、那珂川市でも有名な「安徳公園」です。安徳公園はJR博多南駅から徒歩9分で、隠れた桜の名所として、桜の季節になると大人気の場所。
階段をのぼって丘の上に来ると、実は360度桜に囲まれた広場があり、視野一杯に桜の木が広がります。高台の小さな広場が、ほどよい過ごしやすさを与えてくれます。春休みはどこもすごい人でにぎわうようです。今日は春休みしかも土曜日なので、ご家族連れが来られていました。
男性利用者さんです

紅一点の逆で、女性3人の中に男性一人。モテモテのハーレム状態。桜を見ると春が来たなって気持ちになります。やっぱりきれいな桜は、寒い中でも見る価値がありますね。風が強そうですが風邪ひかないように気をつけてください。
女性利用者さん

桜よりお綺麗です。桜は一輪では綺麗ではありません。1本の桜の木に平均、約70万輪の花が咲いているから美しいと感じるそうです。お一人で70万輪に勝てる美貌は素晴らしいですね。
桜は日本の「国花」で、桜の種類は600種類あるそうです。写真のバックで咲いているのはソメイヨシノ(染井吉野)でその花言葉は、「精神の美」「清純」「高貴」などです。枝を広げ大ぶりな花を咲かせる姿は、まさに凛とした気高さを感じます。
桜のトリビア(豆知識)

日本人にとってなじみ深い花である桜。桜にまつわる豆知識も知っておくと、誰かに自慢できるかもしれません。
桜の噂①桜の実は猛毒
オオシマサクラなど、食用でない桜の未熟な実には「アミグダリン」や「プルナシン」という青酸配糖体が含まれており、分解する過程で猛毒の青酸を発生させます。そのため、桜の実を生食する際は注意が必要です。
桜の噂②桜はバラの仲間
サクラは、バラ科サクラ属に分類されます。バラ科にはほかに、バラ属やキイチゴ属など、世界で130属3400種、日本では37属250種があります。バラ科の場合は5枚の同じ形の花びらを有していることが共通事項です。サクラはバラ科なので、同じ形の5枚の花びらを持っているというわけです。
桜の噂③偽のお客はさくら
江戸時代の芝居小屋で、役者に声をかける見物人役は、パッと派手にやってパッと消えることから、パッと咲いてパッと散るさくらになぞらえさくらと言われたそうです。
桜の噂④サクランボ
お花見で見る桜にはサクランボを見ないのですが、普段食べるサクランボはヨーロッパなどに自生する「セイヨウウミザクラ」という品種。「ソメイヨシノ」は接木によって増殖したすべて同じ遺伝子を持つ個体なので、受粉しない為、実がならないのです。
桜ソング

春と言えば桜、桜と言えば「桜ソング」と、春の訪れの代名詞と言える桜ソング。2000年代頃には”桜ソング・ブーム”ともいうべき社会現象が起き一大ブームが起きました。桜ソングの起源と流行について調べてみました。
日本のポップス界の歴史を辿ると、1973年に荒井由実が「ベルベット・イースター」で「春」を歌い、それに続くように翌1974年に山口百恵が「春風のいたずら」を、キャンディーズが「なみだの季節」、イルカが「なごり雪」というように、さまざまなアーティストが「季節」を歌うようになったことに今日の桜ソングの起源があるといえそうです。
特にユーミンは、ベルベット・イースター以降も「やさしさに包まれたなら」「真夏の夜の夢」「春よ来い」など季節を用いた楽曲を数多くヒットさせ、楽曲の世界観に季節感を盛り込むことを一般化させました。
続く80年代のアイドルブームには、松田聖子の「制服」、尾崎豊・斉藤由貴・菊池桃子の「卒業」といったように、数々のアイドルが切ない春の別れを歌った楽曲が次々にリリースされました。
J-POP全盛期と呼ばれる90年代に入ると、「桜」をタイトルに掲げる楽曲が多数登場しました。スピッツの「チェリー」、松たか子の「サクラ・フワリ」や川本真琴の「桜」などのヒット曲は現在の「春と言えば桜ソング」という土台を作りました。
桜の効果

春になるとお花見をしたいと思うのには理由があります。桜の花粉に「エンドルフィン」を分泌させる効果がります。幸福ホルモンの1つとされ、幸福感をもたらす作用があります。この幸福感からお花見をしていると、テンションが高くなっていくようです。
もう一つ桜には、花びらのピンク色がもたらす効果があります。桜の花のピンク色を見ると、何となくうきうき、わくわくします。太陽の光は、雨粒で屈折すると虹色が現れるように、赤、黄、緑、青などの色を含んでいます。色には特徴があり、私たちの心理や行動に大きな影響を与えます。
ピンク色は、愛情、若さや女性らしさ、優しさ、幸せなどをイメージさせます。また、女性ホルモンの分泌を促し、愛情や思いやりをもたらす、緊張を和らげ、優しい気持ちを引き出すなどの効果が認められています。
やっぱり1年に1度「お花見」は必要ですね!!
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今日は利用者さん4人で花見

花見に行ったのは、那珂川市でも有名な「安徳公園」です。安徳公園はJR博多南駅から徒歩9分で、隠れた桜の名所として、桜の季節になると大人気の場所。
階段をのぼって丘の上に来ると、実は360度桜に囲まれた広場があり、視野一杯に桜の木が広がります。高台の小さな広場が、ほどよい過ごしやすさを与えてくれます。春休みはどこもすごい人でにぎわうようです。今日は春休みしかも土曜日なので、ご家族連れが来られていました。
男性利用者さんです

紅一点の逆で、女性3人の中に男性一人。モテモテのハーレム状態。桜を見ると春が来たなって気持ちになります。やっぱりきれいな桜は、寒い中でも見る価値がありますね。風が強そうですが風邪ひかないように気をつけてください。
女性利用者さん

桜よりお綺麗です。桜は一輪では綺麗ではありません。1本の桜の木に平均、約70万輪の花が咲いているから美しいと感じるそうです。お一人で70万輪に勝てる美貌は素晴らしいですね。
桜は日本の「国花」で、桜の種類は600種類あるそうです。写真のバックで咲いているのはソメイヨシノ(染井吉野)でその花言葉は、「精神の美」「清純」「高貴」などです。枝を広げ大ぶりな花を咲かせる姿は、まさに凛とした気高さを感じます。
桜のトリビア(豆知識)

日本人にとってなじみ深い花である桜。桜にまつわる豆知識も知っておくと、誰かに自慢できるかもしれません。
桜の噂①桜の実は猛毒
オオシマサクラなど、食用でない桜の未熟な実には「アミグダリン」や「プルナシン」という青酸配糖体が含まれており、分解する過程で猛毒の青酸を発生させます。そのため、桜の実を生食する際は注意が必要です。
桜の噂②桜はバラの仲間
サクラは、バラ科サクラ属に分類されます。バラ科にはほかに、バラ属やキイチゴ属など、世界で130属3400種、日本では37属250種があります。バラ科の場合は5枚の同じ形の花びらを有していることが共通事項です。サクラはバラ科なので、同じ形の5枚の花びらを持っているというわけです。
桜の噂③偽のお客はさくら
江戸時代の芝居小屋で、役者に声をかける見物人役は、パッと派手にやってパッと消えることから、パッと咲いてパッと散るさくらになぞらえさくらと言われたそうです。
桜の噂④サクランボ
お花見で見る桜にはサクランボを見ないのですが、普段食べるサクランボはヨーロッパなどに自生する「セイヨウウミザクラ」という品種。「ソメイヨシノ」は接木によって増殖したすべて同じ遺伝子を持つ個体なので、受粉しない為、実がならないのです。
桜ソング

春と言えば桜、桜と言えば「桜ソング」と、春の訪れの代名詞と言える桜ソング。2000年代頃には”桜ソング・ブーム”ともいうべき社会現象が起き一大ブームが起きました。桜ソングの起源と流行について調べてみました。
日本のポップス界の歴史を辿ると、1973年に荒井由実が「ベルベット・イースター」で「春」を歌い、それに続くように翌1974年に山口百恵が「春風のいたずら」を、キャンディーズが「なみだの季節」、イルカが「なごり雪」というように、さまざまなアーティストが「季節」を歌うようになったことに今日の桜ソングの起源があるといえそうです。
特にユーミンは、ベルベット・イースター以降も「やさしさに包まれたなら」「真夏の夜の夢」「春よ来い」など季節を用いた楽曲を数多くヒットさせ、楽曲の世界観に季節感を盛り込むことを一般化させました。
続く80年代のアイドルブームには、松田聖子の「制服」、尾崎豊・斉藤由貴・菊池桃子の「卒業」といったように、数々のアイドルが切ない春の別れを歌った楽曲が次々にリリースされました。
J-POP全盛期と呼ばれる90年代に入ると、「桜」をタイトルに掲げる楽曲が多数登場しました。スピッツの「チェリー」、松たか子の「サクラ・フワリ」や川本真琴の「桜」などのヒット曲は現在の「春と言えば桜ソング」という土台を作りました。
桜の効果

春になるとお花見をしたいと思うのには理由があります。桜の花粉に「エンドルフィン」を分泌させる効果がります。幸福ホルモンの1つとされ、幸福感をもたらす作用があります。この幸福感からお花見をしていると、テンションが高くなっていくようです。
もう一つ桜には、花びらのピンク色がもたらす効果があります。桜の花のピンク色を見ると、何となくうきうき、わくわくします。太陽の光は、雨粒で屈折すると虹色が現れるように、赤、黄、緑、青などの色を含んでいます。色には特徴があり、私たちの心理や行動に大きな影響を与えます。
ピンク色は、愛情、若さや女性らしさ、優しさ、幸せなどをイメージさせます。また、女性ホルモンの分泌を促し、愛情や思いやりをもたらす、緊張を和らげ、優しい気持ちを引き出すなどの効果が認められています。
やっぱり1年に1度「お花見」は必要ですね!!