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ロッキー

ゴールデン・ラズベリー賞(年間最低映画)助演男優賞を受賞したシルベスター・スタローンのお話です。1976年公開の映画「ロッキー」はアカデミー作品賞、監督賞、編集賞を受賞しました。その脚本を書き自ら主演したのがシルベスター・スタローン。彼は出産時の事故で唇、舌、顎の麻痺が残ってしまいましたが、貧しい家庭で治療費が捻出できず、障害は青年期まで続きました。彼は映画俳優を志しオーデションに望みました。エキストラの役がやっとでしたが30歳で転機が訪れ、自ら書いた脚本「ロッキー」が認められ、その主演を掴みました。

映画「ロッキー」

シルベスター・スタローンはイタリア系移民2世で、映画「ロッキー」は同じイタリア系移民49戦全勝の元世界ヘビー級チャンピオン、​ロッキー・マルシアノに由来しています。
映画「ロッキー」のあらすじです。
ロッキーはフィラデルフィアで暮らす三流ボクサーだったが、ペットショップで働くエイドリアンに恋心を抱く。対戦相手の負傷により、世界チャンピオンと対戦が決定。試合中チャンピオン、アポロの強烈なパンチでダウンする。セコンドも命の危険を感じ、もう起き上がるなと指示をします。好意を寄せるエイドリアンが駆けつけてくれたことを知り、気力を振り絞り立ち上がる。さてその結末は。

ロッキー・マルシアノ

ロッキー・マルシアノは1947年プロデビューを果たし、その後無敗記録を樹立しました。イタリア系移民の英雄と呼ばれています。「史上最高のヘビー級ボクサー」と称され2017年フロイド・メイウエザー・ジュニアが50勝を記録するまで62年間破られませんでした。メイウエザーは2023年日本で伝説のストリートファイター朝倉未来とも対戦していて、日本でも有名です。

エイドリアンと叫ぶシーン


映画「ロッキー」で「エイドリアン」と叫ぶのは、生活に困窮しホームレスにまで落ちぶれたスタローンでしたが、支えてくれた妻サーシャ・チャックへの感謝であったと語っています。

ロッキーステップ

スタローンは発語障害があり、そのハンディを克服する為に肉体改造をしました。映画でもフィラデルフィア美術館正門前は、主人公ロッキーがテーマ曲に合わせて駆け上がり、そのシーンは「ロッキーステップ」と呼ばれファンの聖地となりました。

 
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